書名 源氏物語の展望
第八輯
シリーズ名 源氏物語の展望
著者 森一郎・岩佐美代子・坂本共展 編
本体価格 6800円
ISBN978-4-8382- 3199-7
発行年月 平成22年10月
判形・製本 A5判・上製
在庫情報
本書は日本文化に深い影響をあたえた『源氏物語』五十四帖に描かれる宮廷世界により添いながら至高の物語の本質に今一度向き合う、第二期全4冊の論集の第八輯。

【目次】
物語作品と作者 ―「作者不明」についての覚え書き―(永井和子)
朝顔の姫君と光源氏の和歌贈答 ―物語世界の地脈を探って―(鈴木裕子)
「うるはし」の語史と源氏物語(中川正美)
源氏物語の地の文における指示語「かくて」の用法について
―「転換」の用法の問題を中心に―(西田隆政)

『とりかへばや』と『源氏物語』―匂宮三帖への関心を視点として―(西本寮子)
薫をめぐる風景 ―「ほうさうじのわたり」・巨椋の池―(横井孝)
怪談と『源氏物語』(石井 正己)
鎌倉時代前期における源氏物語注釈と楽人たち
―楽書から『源中最秘抄』へのアプローチ―(堀淳一)

近衞関白家の源氏注 ―近衞基 『一簣抄』の特質―(川崎佐知子)
源氏流華道の変奏
―付 龍野歴史文化資料館蔵「源氏六帖花論巻」(翻刻)―(岩坪健)



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